スイススキーを堪能

スイスはいいよ

グリンデルワルトのシャレー利用でスイススキーを堪能              MSCどんぐり

2019年1月26日~2月3日。 MSCどんぐりのメンバー、7人がスイススキーを堪能しました。

関西空港発、タイ航空利用、バンコク経由でチューリッヒ空港へ。バンコクまで約6時間、2時間半の乗り継ぎの後、チューリッヒまでは約12時間のフライトでチューリッヒ空港には27日朝7時着。グリンデルワルト日本語案内所の安東所長に出迎えていただき、マイクロバスでグリンデルワルトのCHLET ABENDROTに到着。いかにもスイスのホテル、という感じの7階建ての建物で、部屋は広い2LDKを男女別に2室利用。広いベッドルーム2室に豪華なリビングダイニング、キッチンには調理道具も整い、清潔な食器も人数分以上用意されている。ここでIさんには6日間調理の腕を振るっていただくことに。

シャレーはアイガー北壁が真正面、教会も間近という一等地にあり、フィルストゲレンデへは徒歩2分、登山鉄道の駅にもシャトルバスで3,4分という立地。

27日は到着後に近くのCO・OPで食材と酒の買い出し。 28日は安東所長のガイドでフィルストエリアへ、長いゴンドラ、FIRSTBAHNとリフト利用で標高2500mまで登る。予報に反して晴天のもと広いゲレンデを高速で縦横に滑走する。フィルスト地区のほぼすべてのゲレンデを堪能しグリンデルワルトの市街までスキーで滑り込む。

 29日も安東さんのガイドでシルトホルンエリアへ。マイクロバスチャーターでステッチェルベルグへ。ロープウェイ3本乗り継ぎでBIRG、2677mへ。この日も快晴でアイガー、メンヒ、ユングフラウを始めとするアルプスの山々が美しい。この日1日で今回のツアーの元を取った気分。ビルグ周辺を滑った後、最高所の回転レストラン、PIZ GLORIAへ。ここは「女王陛下の007」のロケ地で、ジェームズボンドの滑った急斜面を滑ることが出来る。人気メニューの「007バーガー」はボリュームたっぷり。食後はゲレンデ滑走の後標高差2000m、15㎞以上を滑りLAUTERBRUNNEN駅へ。登山電車でグリンデルワルト駅まで戻る。この日の滑走距離は31㎞、累積標高差は3,729m。

30日も安東さんのガイドでグリンデルワルト駅から登山電車利用、クライネシャイデック駅へ。午前中はクライネシャイデックエリアを滑り、昼食後はワールドカップの滑降コースをスタート小屋からゴールのWENGENまで標高差1,000m以上を撮影しながらではあったが、優勝タイムの10倍近い時間で滑降。メンリッヘンまでロープウェイで登り返しグルンド駅まで標高差約1,300mを一気に滑走。この日の滑走距離は23㎞、標高差は4,957mであった。登録していたガイドのリフト券でその日の滑走記録を確認できるとのこと。次回は自分たちも登録してから滑りたい。

 30日はコースの概要を把握したのでガイドに頼らず自分たちのみで行動。登山電車でクライネシャイデック駅へ、そこからユングフラウ鉄道で最高所、標高3,454mのユングフラウヨッホへ。スフィンクス展望台からはメンヒの雄姿がすぐ目の前。しばらくTOP OF EUROPEを楽しみクライネシャイデック駅へ。1名はアイガーグレッチャー駅で下車、Wixiリフト経由で合流、昼食。クライネシャイデック周辺を滑った後、グルンドまで標高差1,000mを一気に滑走。

1日はグルンドから今季限りというメンリッヘンゴンドラを利用、30分の乗車でメンリッヘンまで。最終日ということでメンリッヘン周辺を存分に滑走、コースサイドの深雪も楽しむ。この日もグルンドの駅まで10㎞以上を一気に滑走。

2月2日は8:30、シャレーを出発、安東さんのマイクロバスでチューリッヒ空港へ。途中のスイスの風景はすでに春の感じで、かすみがかかり、牧草地は緑。午後のタイ航空でバンコクまで11時間弱、5時間少々のフライトで関空には3日15時着。偏西風の影響の大きさを実感した。 滞在中はずーっと好天に恵まれ、特に1~3日目は前夜に降雪があり、日中は晴という絶好の条件であった。1日目はガイドに遠慮してか、コースサイドにはあまり入らなかったものの2日目以降は、シルトホルンの最高所の深雪やコースサイドの非圧雪エリアも滑ることが出来て大満足。7人全員が5日間のスイススキーをたっぷりと堪能できた。 空港までの送迎や、3日間のガイド、6日間の登山電車と全リフトのパス、豪華シャレー、食事代を含めても現地費用は20万円弱ととてもリーズナブルで、しかしリッチなスイススキー体験でした。世話役のIさん、本当にありがとうございました。グリンデルワルト日本語案内所の安東さんにも感謝です。(MSCどんぐり 高橋)

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